アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」(旧いなわしろ淡水魚館)

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「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」(旧いなわしろ淡水魚館)は猪苗代町の観光施設、「緑の村」内にある水族館です。

設立以来、「猪苗代町振興公社」により運営されていましたが、2015年4月よりいわき市小名浜の「環境水族館アクアマリンふくしま」に運営を委託、名称も「いなわしろカワセミ水族館」と変更されました。

「アクアマリンふくしま」のように大きな施設ではありませんが、福島県内の希少な淡水生物をはじめ、約90種、1000匹の生物が展示されています。

立地している「緑の村」は、猪苗代リゾートスキー場の途中にある町が運営している観光施設で、敷地内には旧国鉄翁島駅舎や、沼尻軽便鉄道の車両も保存されています。

リニューアル以降、冬季間の休業が廃止され、通年の営業となりました。

一方、従来入場無料であった同敷地内にあるニジマスの釣り堀は、水族館の入館券提示が条件となりました。

子供が小さいころ、釣り堀をよく利用していた私としては、少し残念な変更ではあります。

なお、名称の一部となっている「カワセミ」ですが、写真パネルのみで、実物の展示はありません。あくまでも「緑の村」の「緑」から「翡翠」(「かわせみ」の別名)を連想し命名したとのことです。

館内には、ユーラシアカワウソの親子も飼育されています。夜行性のため、ほぼ寝姿のみですが、運よく餌やりの時間に当たれば、かわいい姿を見ることも出来ます。

入館料
  □個人
   一般(高校生以上)700円
   小~中学生    300円
  □団体(20名様以上)
   一般(高校生以上)560円
   小~中学生    240円
  □年間パスポート(1年間何度でも入館できる利用券)
   一般(高校生以上)1,700円
   小~中学生     700円
  【割引】
  □アクアマリンふくしまの年間パスポートを提示すると、入館料が割引になります。
   一般(高校生以上)560円
   小~中学生    240円

水棲生物の現状を考えさせるユニークな内容に一新

「アクアマリンふくしま」との提携により展示内容が、一新されました。

「日本に生息する淡水魚の42%が絶滅にひんしている現状」から、福島県の希少淡水生物を展示する一方、、外来種の影響とその脅威についての啓蒙を行うなど、単に魚を見せるという従来の水族館とは一線を画したものとなっています。

また、館内の一角には、「おもしろ箱水族館、生物多様性の世界」と銘打ったコーナーがあり、福島県で生息する両生類、水棲昆虫を展示しています。

当館の展示の中では、もっともユニークなコーナーで、リニューアルオープン時のTVニュースでも特に強調されていましたが「水族館=魚」というイメージを持った方には、かなりのインパクトかもしれません。

釣り堀で、新鮮なニジマスをから揚げに

従来は、釣り堀のみの利用も可能でしたが、現在では、「水族館入館の体験コーナー」という位置づけになったため、入館券の提示が必要になりました。

釣ったニジマスは1匹500円となります。一旦釣り上げたらリリースは禁止です。

私の経験では、オフシーズンは入れ食い状態になります。ちょっと油断するとあっという間に10匹くらい釣り上げてしまい、お支払い時に蒼くなる、などということもあるので、釣り過ぎには注意しましょう。

釣った魚は、から揚げにしてもらい、その場で食べられます。(以前は塩焼きもあったのですが、時間がかかるのでから揚げのみにしたようです。)

持ち帰りもできますが、保冷剤は別途料金がかかるので、要注意です。

ルネッサンス様式の駅舎で手打ちそばを味わう

敷地内には、手打ちそば「駅舎亭」があります。

建物は、大正11年5月に建てられた旧国鉄翁島駅舎(三代目)を昭和62年に緑の村に移築したもので、駅舎内が蕎麦屋さんになっています。

残念ながら、野口英世博士が帰国(大正4年)した際に利用した駅舎ではありませんが、近隣には、旧皇族の別荘(天鏡閣)があったことから、当時皇太子であった昭和天皇はじめ多くの皇族の方が利用したと言う記録が残っています。

特に、旧貴賓室のルネッサンス様式の内装などは一見に値します。

また、駅舎の横には、旧沼尻軽便鉄道の車両(機関車と客車)が保存されており、自由に乗ることができます。「高原列車は行く」という歌のモデルとされる鉄道の車両です。

大正から昭和初期のロマンに浸りながらの手打ちそばも、また味わい深いものがあるのではないでしょうか。

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館
●住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字長田字東中丸3447番地4
●電話番号:0242-72-1135
●ホームページURL:http://www.marine.fks.ed.jp/kawasemi/kawasemi.html

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