海に囲まれた愛媛県で唯一の水族館【虹の森公園おさかな館】

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瀬戸内海と宇和海という2つの海に囲まれ、全国で5番目に長い海岸線を保有する愛媛県。真珠やハマチなどの養殖業も盛んな地域ですが、意外なことに水族館は「虹の森公園おさかな館」のみです。さらに水族館というと、通常は海の近くを連想されると思いますが、こちらは高知県境にほど近い山の中にあります。県庁所在地である松山市に住む人の中には、その存在を知らない人もいるほど、山の中にある水族館なのです。そのため展示されているのは淡水魚が中心。規模は、他県の水族館と比べるとお世辞にも大きいとは言えません。しかし山の中そして目の前に川が流れるロケーションは、他の水族館にはないもので、訪れた人が「ほっ」とするような雰囲気を醸し出しています。さらにガラス工房やレストラン、フードコートも隣接していて、田舎のさびれた施設という印象はありません。また、レンタサイクルも用意されていた周辺を散策することも可能です。ただ、アクセスについては中々ハードルは高いと言えます。県庁所在地の松山市からだと、高速道路等を使っても2時間半はかかります。隣県の高知県高知市からでも同様に移動時間が必要となります。起点を松山市または高知市と考えた場合は、ロングドライブでのんびり訪れる気持ちが必要だと言えます。

西日本の一部にしか生息しない貴重なアカメを多数展示

かの有名な釣り漫画「釣りキチ三平」にも登場した四万十川のアカメ。スズキの仲間で、西日本の太平洋岸河口だけに分布する、この大型の魚が多数展示されています。文字通り、その目は赤く体長は1メートルほどにもなります。その姿は、まさに威風堂々!四万十川の主として泳ぎ回る食物連鎖の頂点です。現在では生息数も少なく、絶滅危惧種となっているアカメを、間近で見ることのできる数少ない水族館です。実は、主な生息地は宮崎県と高知県なのですが、この貴重な魚を愛媛県の山の中で見られるというのも「おさかな館」の魅力と言えます。もちろん水族館ですので、アカメの研究も行われています。小さな水族館ですので、スタッフの方に気軽に質問してみるのも他にはない楽しみ方のひとつではないでしょうか。

愛媛県の山の中なのにアマゾンの貴重な淡水魚が!

愛媛県の山の中の水族館ですが、最も大きな水槽にはアマゾン川の魚達が泳ぎ回っています。中でも目に付くのは最大の淡水魚「ピラルク」。なぜここでアマゾン?という指摘はさて置き、素直に巨大な淡水魚の姿を楽しんでいただければいいかと思います。その他、大きさで目を引くのが「パールム」という魚。存在感では「ピラルク」以上のものがあります。これらの魚を半トンネル型の大型水槽で間近で見られるのは、なかなかの醍醐味です。「この場所に、この魚が!」というミスマッチを楽しんでいただけると思います。初めて訪れた方は、それなりに突っ込みたいところですが、そこは地方の活性化のため、あの手この手で集客が必要だということをご理解いただければと思います。

マイナーな淡水魚、そして可愛い生物も!

アカメ、ピラルクとメジャーな淡水魚に目を奪われがちですが、その他にもたくさんの魚が展示されています。二ゴイやアユ、沢カニ。それに全国的にも珍しい、ウナギに触ることのできるタッチングプールも用意されています。またオオサンショウウオやコツメカワウソ。ペンギンたちなど、魚以外の生物にもお目にかかれます。このほか「流水の天使」と呼ばれるクリオネ、二足立ちするワニ”だいごろう”なども展示されています。日本最後の清流と言われる四万十川に生息する、貴重な淡水魚たち。それに加えて、様々な地域から集めれた貴重な生き物。山の中にある愛媛県唯一の水族館は、見どころ満載です。ドライブがてら遊びにいくにはおすすめのスポットと言えます。

虹の森公園おさかな館
●住所:愛媛県北宇和郡松野町大字延野々1510-1
●電話番号:0895-20-5006
●ホームページURL:http://www.morinokuni.or.jp/publics/index/27/

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